不動産用語集
その他

主に賃貸不動産に関する基本用語から専門用語および法令まで、ご紹介します。

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  • OAフロア(おーえーふろあ)

    床の上に30ミリから100ミリ程度の床上げを施し、どこからでも配線が取り出せるようにしたものを指します。

  • RC造(あーるしーぞう)

    鉄筋コンクリート造の略。鉄筋の芯をコンクリートで覆った柱、梁を組み合わせた構造。
    圧縮力に対してコンクリートが引っ張り、ねじれに対しては鉄筋が支える構造。
    鉄筋の太さ、本数、配置には厳密な構造計画がなされている。
    アルカリ性のコンクリートが鉄筋の酸化腐食を防ぐので長期の耐久性が得られる。
    コンクリートの柱、梁、壁により固められた構造のため、揺れにくく、遮音性に優れている。
    ビル建築の基本的な構造。
    階数が増えるとビルの重量が増え、それを支える柱はとても大きな面積を必要とする。
    丸の内の丸ビル、日本橋の三越本店では、1階ホール部分で直径が1m以上の柱を見ることができる。
    小型のビルで階数を高くすると、建築面積の多くを柱にとられて有効な面積が取れなくなる。

  • S造(えすぞう)

    鉄骨造の略。鉄骨の柱、梁を組み合わせてビルをくみ上げる方法。
    壁面は通常パネル状のコンクリート板で組上げる。建設コストは、最も安く出来る。
    欠点としては、揺れやすく振動、音を伝えやすい。
    長期の耐久性では、RC造よりも劣る。
    鉄骨の酸化による腐食が一番の原因。

  • S造(もうひとつのS造)(えすぞう)

    超高層ビルなどに使われる鉄骨造。
    SRC造でも階数がさらに増えれば、自重が増えることはさけられない。
    重量を軽くするためにも、コンクリート量は、少なくしなければならない。
    そのため、鉄骨で柱、梁を造り軽量化を図る。軽量で強度の高い構造設計が必要になる。
    あわせて遮音性、揺れに対する対策が必要になる。
    高層ビルでは、ビルの揺れで、船酔いに似た症状が起きることもあり、揺れ止め対策が大きな課題となっている。
    最近の超高層ビルでは、揺れ止めシステムが取り付けられ効果を発揮している。
    超高層にすると上下階の移動のためのエレベータに多くのスペースが取られ、オフィスとしての有効利用率は下がる。建築コストもSRC造りのビルより多くかかる。
    超高層ビル建設は、土地の有効利用、公園空地(オ-プンスペース)の確保もあるが、ランドマークとしての意味合いも大きい。

  • SRC造(えすあーるしーぞう)

    鉄骨鉄筋コンクリート造の略。
    鉄筋コンクリートの柱、梁を鉄骨で補強した構造で、柱、梁の大きさを小さく出来る。
    しかし、建築コストはRC造より高くなる。
    最近のオフィスビルは、SRC造が主流である。

  • 2ウェイ(つーうぇい)

    電話、電気の配線のために、床下に2本の配管が縦横に張り巡らせてある構造。
    3ウェイ・・・2ウェイに1本プラス配管がある構造。

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